MARIKO HAYASHI + KAARA 二人展
-ひらかれた窓のある部屋-
ADコアさんの今年のテーマはエクレクティックスタイル。
様々なカテゴリーの様式を美しく融合させ、また削ぎ落とし、時の流れや素材感の優しさを感じさせる材を使用した居心地の良さがショールーム全体に流れています。
ここでのはやしとkaaraの展覧会は、その居心地のよさ、現在のエクレクティックスタイルの家具とフィットすることを第一の目標としてコンセプト作りを重ねていきました。
「暮らしの中にアートがある心地よさ。」
枠にとらわれず、様々なスタイルの中に別の思考や哲学が重なる。
インテリアも、アートと共存する事により豊かさを増していく。
ルネサンスの時代にアルベルティが絵画論で「絵画は世界に向かって開かれた窓である」と言いました。
透視図法を駆使して、その世界にその人が入り込めるという事のようですが、
現在のアートも、別の意味で様々な人の思考に入り込む窓のようなものなのかもしれないと思います。
今回のタイトル、「ひらかれた窓のある部屋」はインテリアには欠かせない外との境界線である「窓」、とその先に開かれる世界。
今回の作品たちが「窓」としてこのADコアさんの空間の中に共存していけたらいいなと思いました。
窓のある部屋をテーマに陽、風、薫、光と影をイメージさせるもの。
そして、家具の素材感とフィットすべく素材や、立体感を感じさせるものを制作いたします。
窓の中に広がる世界を感じに是非いらしてくださいませ。
アートライフスタイリスト・マスター ふじたあかね
@AD CORE DIVISE TOKYO SHOWROOM
東京都渋谷区広尾2-13-2
開催イベント
オープニングパーティー 5月9日(火)〜
アートと暮らしセミナー 5月日(水)〜~
アートと暮らしセミナー 2017.05.17. 14:00-16:00 セミナー(1H)+情報交流
「アートのある暮らしや空間を提案するということ。」
空間にアートがあるということはどういうことで、そこに佇む人にとってどんな意味があることなのか。
日本人にとってアートってどんな存在なのだろう。
また、インテリアにアートを提案したり、設置したりするために知っておきたいことは何か。
私たちは20年以上にわたり、ホテルや、ラウンジ、病院などの様々な空間に
アートを提案し、制作し、納めてまいりました。
今回の展覧会もまた、暮らしという空間の中にあるADコアさんの家具に合わせて、
アートのコンセプトづくりから企画をしています。
そんな展覧会にまつわる話から、実際に私たちがどのようにアートを提案してきたか、そして、困難があったか、
さらにアートを提案するという意味までを今までの実績や、現状の日本のアート事情のお話も交えながらお話させていただきます。
その後には簡単なADコアさんの素敵な家具の商品紹介とお飲み物と情報交流をさせていただけたらと思います。
当日には今回の作家2名にも出席してもらい、軽いフリートークのようなものも考えておりますので、
ぜひお立ち寄り下さいませ。
株式会社エーアンドエム 代表
アートライフスタイリストマスター ふじたあかね