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KAARA
Solo Exhibition





転
-TEN-
SCROLL
ー開催にあたってー
「転」
この夏のせいほうさんでの展覧会も四度目となりました。
今回のテーマは「転」。
銅や鉄と向き合う時間は、いつも偶然と必然の境界にいます。
湿度、温度、時間。おそらくそれらどれもが互いに鉱物に向かってゆっくりと静かに作用し
私の意図とは関係なく、形も、色も、流れも、静かに「転じて」いくのです。
「転」とは、変わることかもしれません。
でもそれは、「変化」のように大きく揺れ動くものだけではなく、
コロコロ転がるように微かにずれて、静かにずれて、
それでも確かに“違う場所へ”と向かっていくこと。
今回の展示は、「土・間・縦・層・歴・巡・弧」に続く、一文字テーマの七作目となります。
この継続のなかにある、小さな転回が、どこかで誰かの呼吸と重なれば幸いです。
加新 紺
7/29 Opening Party & 即興制作
加新 紺
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竹本 仁 (音楽家)



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